こういう立方体があったとします。

 

 

2次元で表現する場合、前、右、左、後ろ、下、上、何処から見てもこういう表現になります。


 

 

では、この二つの立方体は実際にはどうなっているのか?
2次元で表現しようとした場合、上図と同じようにどこから見ても同じ立方体が並んでいるような見え方になります。

 

 

 

しかし、実際には下図のような立方体が二つ並んでいるのです。

 

2次元設計の限界です。
建築業界では未だに、プロが描く設計図はこの2次元で行われています。
自動車業界、機械産業界は3次元設計が当たり前です。
(最初から3次元設計だったとも)
建築物は3次元です。
それを、わざわざ2次元へ一旦表現し直して(この段階が設計図)、そしてそれをまた3次元の建物として現場で造るのです。
でも、上記のような立方体はどんな先生でも2次元設計図では表現できないのです。
だったら、最初から3次元で設計すればいいだけの話なのですが・・・
クライアントとのイメージ・情報共有は2次元に比べると雲泥の差ほどあります。
あのHONDAの創業者、本田宗一郎さんは
『技術は人のためにある』
技術は人に役立つために、培い、磨き、使うんだと仰っています。
人のためになりましょう。

 

コメント一覧
  1. 杉山 より:

    杉山です。
    まったくそのとおりだと思います。
    実際、2Dの平面図と3Dの内観パースや断面パース、鳥瞰図なんかで打合せすると、クライアントは平面図なんてほとんど見ませんね。
    特に女性は立体視が苦手な方が多く、平面図だけで打合せしてると1ミリも理解できないようです。
    設計者でも、2Dで充分っていう方、未だに多く見受けますが、たいていフィーの問題(時間をかけられない)やスキルの問題だったりするようです。
    フィーはまだしも、スキルに関しては、はっきり言って3Dなんて簡単なんだから頑張りましょうって思うんですけどね。
    という私も、もはや時代は3Dと考えて、ほぼ100パーセント3Dにしてますが、やっぱりフィーはキツイ時ありますね(笑

  2. hirockn より:

    杉山さん
    確かに今は2次元で仕事が受注出来ていれば、慣れていないが故に手間取る3次元へと、差し迫って移行する必要はありませんものね(笑)
    時間と費用の関係も大きいと思いますが、今後は確実にBIMへとこの業界はシフトしていきます。
    それは、突き詰めていけばBIMのほうが圧倒的に効率的だからです。そしてクライアント側からすれば、わかり易い、理解しやすいという事であれば、2次元とBIMのどちらを選ぶかは明白だと思います。
    ま、だからと言ってBIMをしているのではなくて、設計者自身がが楽しいから、設計者自身にもわかり易いからBIMという手法でやっているのです(^^;
    2次元の時代は、図面描かなければいけないのに、全く気のりせずにPCの前でしばらく腕組みをしてましたから(爆)

  3. 杉山 より:

    実は私もそうなんです。
    3Dに取り組んでる最大の理由は、自分が一番楽しいから(笑
    なので、前にもお話ししましたが、気を付けないと仕事としてみたら逆に効率が悪くなってしまっている時もありますね(笑
    2017、アメリカで発売になりましたね。
    個人的にはリソースプラウザが使いやすくなった感じと、VGMの高速化が楽しみです。
    新しい機能も良いですが、やはり既存機能のブラッシュアップと高速化に力を入れてほしいです。
    自分もベクターワークスの汎用で自由なところが気に入ってます。。
    結局、bimで一番大変なのは基本的なモデリングの作業な気がしますなので、繰り返し行う基本操作の部分が改善されるのは万々歳ですね。

  4. hirockn より:

    はい、楽しみましょう(^^♪

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