- 2次元設計に限界を感じている
- BIMとはどんなものか知りたい
- BIM迷路に迷い込んでいる
- vectorworksを使ってはいるがBIMへ移行できていない
- vectorworks-BIMをもっと効率良くしたい
上記に心当たりの方、スキルアップのお手伝いをします。
何故BIMなのか?
「BIMなんてやらなくても仕事できるし困らないよ」なんて声が聞こえてきそうですね。
実のところ、つい先日のセミナー会場でそれらしき声を直に聴きました。おっしゃる通りで否定はいたしません。では何故勧めるの?
実際慣れるまでは、はっきり言って「面倒くさい」です。ちゃちゃっと線を引いた方が楽です。とりあえず図面を描くには手っ取り早く仕上げる事が出来ます。しかし、これが設計図書となるとどうでしょうか?
皆さんの経験上、数枚ってことはまず無いですよね?確認申請に提出しなければいけない図面だけでも、最低十数枚にはなります。実施設計中に変更があった場合など、変更箇所に関連する数十枚に及ぶ図面を1枚1枚チェックしなくてはいけません。チェック漏れもあるかもしれません。
BIMの場合、モデルを変更するだけで完了します。チェック?もちろん必要ですが、目を皿のようにして全ての関連図面を見る必要はありません。なぜならモデルと図面の整合性は100%だからです。(逆説的にはいい加減なモデリングだといい加減な図面になる)
このような事から生まれるのがBIMをやる事による「安心感」と「余裕」です。
実施設計中はどのタイミングで変更になったとしても慌てることはありません。
モデリングによる設計の「見える化」
経験上、モデリングによる建物の透過性が格段に良くなります。3Dで細部をチェック出来る効果は想像以上のものでした。これが詳細納まり等の設計ミスを減らしそれによる施工ミスを確実に減らせます。
このモデリングは全ての設計者に恩恵をもたらすと言っても過言ではありません。プロジェクトが複雑になればなるほど顕著に表れてきます。そして今まで「2次元思考脳」だったのが「3次元思考脳」へとシフトしていきます。
様々な業種の施工者と打ち合わせをする時など、必要な個所を3次元でお互いに確認出来るというのは、イメージを共有でき現場での手戻りが無くなります。施工者の手間も省力化できるので嫌がられることはまずありません。ひいては、このことが最終的にお客様の利益にもつながります。
BIMの「I」
3Dソフト使ってる方も多いとおもいますが、それらとBIMソフトとの決定的な違いはBIMのIの部分。
information/情報を併せ持つモデルという事です。
建物すべての部分にオリジナル情報を与える事ができます。例えば省エネ基準で関係してくる外皮等の熱貫流率、構造材のサイズ、樹種、品等。コンクリート強度・・・あげればきりがありませんが、設計者が与えたい情報を全て入力することが可能です。
そして更には、それらをデータベースとしてワークシートに書き出し積算資料として活用することも容易に出来てしまいます。これらすべてがvectorworksの中だけで完結する、「ワンストップ」を実現しているのです。
これからの、というか遅すぎる気もしますが設計建築業界は間違いなくBIMへとシフトしていきます。「やらなくても大丈夫」なんて思ってるといつの間にか取り残された、なんて状況になってるかもしれません。あまり恐怖心をあおるような言い方はしたくありませんが、事実だから仕方ありません。
すでに書いてきたことからすると、BIMを導入しない理由が見当たらないと思うのですが・・・
デメリット
あえてデメリットとして挙げるなら
- ソフト代金が高額
- 今使用しているPCスペックがvectorworksを動かすにはやや低い。
- vectorworks習得に時間が掛かる。
- 上記の結果、収益化に時間がかかり不安
上記デメリットに関しては、私から申し上げることは何もありません。無理には絶対に勧めません。BIM導入をお勧めしますが、全ては自己判断、自己責任でお願いします。
しかし、ちょっとでも「やれそう」「やってみたい」「なんとかなるかも」という方は一旦習得してしまえばこっちのものです(笑)とことんオリジナルBIMを突き詰めて下さい!爆進して下さい!
それから、現在すでにvectorworks architectを使っている人。初期投資負担はほぼゼロです。あとは自分のやる気と時間だけです。取り組むからには1分1秒でも早い方が良いです。
ただし、焦りは大禁物です。短期間で習得したいがための焦りから挫折するのは目に見えています。これは私の経験から言えることです。今でこそ、ココでこうして偉そうに記事を書いていますが、見事に1度挫折を味わっています(笑)
逆に言えば、こんな人間でもBIM習得できるものなんです(笑)
だらだらと長く書いて来ましたが、vectorworks BIM導入に不安な方は何でもいいのでご相談下さい。下記のコンタクトフォームから送信していただければ必ず返信します。
また、新規にvectorworksを購入しようと思っている人はまずは評価版をお試しいただくのがいいかもしれません。それからご購入の際、注意していただくことはBIM導入ならarchitect以上のシリーズを必ずお求め下さい。
価格と販売店はコチラからご確認下さい。
さあ、vectorworksでBIMを始めましょう!
vectorworksをBIM操作で充実した設計者ライフを楽しみましょう!
*導入したからには完全習得したいけど、一人では不安、自信がない・・・という人は私に振って下さってもいいですが、自分で何もしない状態からの「教えて」はあり得ません。まずは自分でトライ&エラーを繰り返し、それでもダメだと思うようなら頼っていただいてもいいです。
ただし、下記費用が発生するので極力ご自分でマスターされた方がいいと思います。しかも自分でもがいてもがいて習得した方が、教えてもらうのに比べて、馴染み方というか、染みつき方というか、、身に付き方が格段に良いです。
それでも、やっぱ「教えて」と言う人は料金が発生するのでご了承下さい(笑)
APAソリューションセミナー料金
*APAとはA&A professional advisor の事です。詳しくはコチラをどうぞ。
グループなど複数の受講者に5時間/日で開催するソリューションセミナーをご希望の場合の参考価格です。
- 1~3名: 20,000~30,000円(税別)/人
- 4~6名: 10,000~20,000円(税別)/人
- 7名以上: 10,000円(税別)/人
個別レッスン有り(会場は各地レンタルスペースを利用します)
*移動、宿泊費は別途支給お願いいたします。
実践を積んだ経験から本格的なBIMを伝えます。
建築確認申請~実施設計(モデリング、ビューポート、ワークシート)~現場での応用等
下記フォームよりお申込みいただくか、事前相談承りますのでお気軽にお問い合わせください
講師略歴
2013年:vectorworks新作発表会 福岡会場講師
2013年:建築士会全国大会(島根県)BIM分科会vectorworks講師
2014年:先進3次元研究会新潟例会vectorworks講師
2014年度~2016年度建築士連合会情報部会A(BIM)講師
*担当 山口県 長崎県 大分県 熊本県 沖縄県 島根県 大阪府 兵庫県
2015年: 建築士会全国大会(石川県)BIM分科会vectorworks講師
2015年:先進3次元研究会大分例会 基調講演
2016年: 建築士会全国大会(大分県)BIM分科会vectorworks講師
2016年:vectorworks2017新作発表会東京会場分科会BIM講師
2018年:vectorworks2019新作発表会 vectorworks LIVEユーザーピックアップ機能紹介担当
2018年:【vectorworks Architectで学ぶ住宅設計のためのBIM入門】BIM本発刊(佐藤和孝さんとの共著)
【店内全品5倍】VECTORWORKS ARCHITECTで学ぶ住宅設計のためのBIM入門/原口広/佐藤和孝【3000円以上送料無料】 価格:3,888円 |