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【切っただけで出来るだけ手を加えずに仕上げの状態に出来るのがBIMの極意】との思いで
今回はレイヤ高と壁構成要素と床構成要素について。

モデリングは壁ツールとスラブツールを使っています。
まず床スラブから。
スラブの構成要素を任意で作成します。この場合上から
・床仕上げ材 19mm
・剛床パネル 28mm
・床断熱材  60mm としています。
床仕上げ材と剛床パネルは土台芯まで張り伸ばし、断熱材はオフセットで-52.5とし図のようになります。
次に壁です。
その前にレイヤ高さ設定について。
1Fレイヤ高さを「基礎天端基準」とするのか「床レベル基準」とするのかはそれぞれだと思います。
壁をモデリングする場合、基礎基準の場合基礎天に壁が乗り、1Fレベル高を任意の高さに設定します。ストーリ設定などで1F床レイヤを作っておくと便利だと思います。

この場合は内壁PBをオフセットで床天まで上げる必要があります。
次に、1Fレイヤを床レベル基準とした場合は壁が基礎から浮いた状態で作成されるので、外壁の仕上げ材や構造用合板等をオフセットで基礎天端まで下げる必要があります。それから断熱材もオフセットで土台天まで下げています。

ちなみに土台は壁構成要素には入らず、構造レイヤで別にモデリングしています。
で、今回のモデルは後者の設定でモデリングしています。


レイヤ設定等、やり方はそれぞれあると思います。
例えば外皮面積、耐震耐風の壁見付面積拾う場合などは1F床天が基準となるので、データベースにダイレクトに反映させたい場合は床基準としたほうがいいとか・・・ですね。
それから
スラブの場合オフセット機能は手動と自動があるのですが、簡単な四角形の部屋だと自動がいいかなと思いますが、凸凹がある複雑な部屋だと手動設定の方が使いやすいような気がします。
ま、これも今の段階での事なので、使用しているうちに「やっぱこうした方が使い易い」となる可能性が十分あります。
絶対コレだ!ってのはないですね(笑)

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