![](https://vectorworks-bim.com/wp-content/uploads/2020/12/スクリーンショット-2020-12-21-19.53.54.png)
モデルから取り出す平面図はどっち?
今までは特に意識せずに普通の?ビューポートを使用していましたが、
ゆくゆくは水平断面ビューポートへとシフトしていくのではないかというお話です。
断面ビューポートは今まで垂直断面で、
矩計図などを取り出していましたが、それを水平断面で平面図を取り出します。
で、特徴として断面ビューポートなので断面部分の表現が豊かになります。
少しだけ紹介します。
プロパティと表現
・オーソドックス(通常ビューポートに限りなく近い)
![](http://vectorworks-bim.com/wp-content/uploads/2020/12/スクリーンショット-2020-12-21-18.43.41-728x1024.png)
上の設定で、↓ の断面表現になります。
![](http://vectorworks-bim.com/wp-content/uploads/2020/12/スクリーンショット-2020-12-21-18.43.10-1024x286.png)
・断面を統合
![](http://vectorworks-bim.com/wp-content/uploads/2020/12/スクリーンショット-2020-12-21-18.47.16-717x1024.png)
上の設定で、↓ の断面表現になります。
![](http://vectorworks-bim.com/wp-content/uploads/2020/12/スクリーンショット-2020-12-21-18.45.56-1024x386.png)
断面を統合するのだけど、属性を一般クラスにしているので塗り潰さずに表現しています。
・断面を統合/塗り潰し
![](http://vectorworks-bim.com/wp-content/uploads/2020/12/スクリーンショット-2020-12-21-18.47.07-717x1024.png)
上記設定で ↓ の表現になります。
![](http://vectorworks-bim.com/wp-content/uploads/2020/12/スクリーンショット-2020-12-21-18.46.40-1024x386.png)
断面を統合して、クラスを断面スタイルに設定しています。
この断面スタイルクラスは面属性を黒系の濃い色に設定しているのでこういう表現になります。
他にも組み合わせはありますが、同じ断面になる場合もあるのでとりあえずは上記分だけ紹介します。
それから、断面表現用にクラスを設定するのもいいですね。
紹介したのは黒で塗り潰しでしたが、ハッチを掛けるなどしても楽しそうですね。
図面の扱い易さ
最後にモデルのcore areaを比較してみます。
![](http://vectorworks-bim.com/wp-content/uploads/2020/12/スクリーンショット-2020-12-21-19.28.36-1024x643.png)
![](http://vectorworks-bim.com/wp-content/uploads/2020/12/スクリーンショット-2020-12-21-19.29.05-1024x643.png)
どちらも細かく調整していませんが、
水平断面ビューポートの方が左下の階段や暖炉部などは見やすいです。
通常ビューポートではクラスの表示非表示を細かく調整する必要がありそうです。
それから、水平断面ビューポートでは切断高さを設定できるので調整しやすいです。
窓ツールを使う場合
このモデルは木造建具などの窓ツールは使用していませんが、使用している場合はプラグインオブジェクトオプションから設定が必要になります。↓
![](http://vectorworks-bim.com/wp-content/uploads/2020/12/スクリーンショット-2020-12-21-19.44.13-1024x828.png)
少しクセがありますが慣れてくれば水平断面ビューポートの方が使い易く感じて来るかもしれません(笑)