先月、教育シンポジウムで話をさせていただいた時に
スペースを使っていますか?という問い掛けに
どなたも反応しませんでした・・・・・・
BIMへ移行したいけど、何から始めたらいいかわからない、という人は
space機能から入って下さい。
それ以外は全て二次元のままで構いません。
壁の仕上げ線とかも二次元作図でいいです。立面図も二次元作図でいいです。
間取り等のゾーニングが確定したらスペースを配置してください。
で、配置するにもspaceを一度も使った事が無い、という人は戸惑うと思います。
そんな人は、過去このブログで何度も記事にしてるので検索して下さい。若しくは手前味噌になりますが
【BIM本】にも詳しく書いているのでそちらを参考にして下さい。
何故space機能なのか?
spaceは単に部屋割り、間取りを示すだけのものではありません。もっともっと奥が深いです。
で、何をするのかというと最初はspace機能から、面積表、仕上げ表を取り出します。コレだけです。
spaceを配置してもそれ以降の二次元作図に全く影響しません。それどころか邪魔になればクラス設定で非表示にすればいいだけです。(クラス設定もBIM本などを参照してください)
面積表、仕上げ表の取り出し方もこのブログかBIM本を参照にして下さい。
実施設計で二次元作図が終われば(終わらなくても、途中でも最初でも)仕上げ表、面積表は取り出して実施設計内のどこかに置くだけです。
「取り出すだけ」のBIM感覚を先ずは面積表と仕上げ表で体感してください。そして、もし変更があった場合の修正能力の高さを感じて下さい。
大袈裟でも何でもなく Vectorworks architectでBIMるなら 【space無くしてBIMは無し】です。
何度も言いますが、spaceだけ使ってください。それ以外は全て二次元作図で構いません。
それでもBIMです。ココからスタートして自分なりのBIMを極めてください。
「spaceは裏切りません」