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vectorworks architectで学ぶ住宅設計のためのBIM入門の構成は

chapter1ではモデリングに入る前の準備をしています。

 

今回はその中のストーリについて。

私もhintで書いていますが、高さ概念はデザインレイヤでカバーできてたのでその必要性があまり感じられませんでした。そのため実施でストーリを使い始めたのは2014あたりからです。

 

ストーリの考え方は「階高」で、これだけだとデザインレイヤで事足りますが、その中で様々なレベル(高さ)を設定できるのが大きな特徴です。

 

 

BIM本でのストーリは5つ(図内青文字)

下記カッコ内はストーリの高さを表しています。

・屋根(6387)

・2F   (3572)

・1F   (572)

・基礎  (50)

・GL    (0)

 

そして上記ストーリ内でのレベル(高さ)が

 

基礎ストーリはスラブ天端(∔50)1つだけ。

 

1Fストーリは 土台天端(-47) FL(±0) 天井(+2500) 床梁天端(+2953)緑色文字で書かれた各高さです。

 

2Fストーリは 2FL(±0) 天井(∔2400) 赤文字で書かれた各高さ。

 

屋根ストーリは 桁梁天端(±0)紫文字で書かれた高さ。

 

このようにストーリ内に各高さを設定しています。

以前はこれらを全てデザインレイヤで管理していたという人もいるのではないかと思いますが、各階ストーリ内でのFLや天井高等を設定することでより管理しやすくなっています。

 

ここで設定した各高さはこの後出てくる壁の設定で構成要素の基準高となります。

(昨日記事を参考にして下さい)

 

ストーリ設定するのが今回が初めてという人も

とっつきにくいのは最初だけで、慣れてくれば簡単でとても便利な機能の一つになると思います。

 

目指せBIMマスター!

 

*p-029の右上の表[新規ストーリ]ダイアログボックスでの設定で

 

設定内容 1F となっていますが 2F として下さい。

 

JUGEMテーマ:建築設計

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