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以前、積算壁の話をしたと思いますが、今回はその積算壁面積と壁構成要素のPB面積の比較検証してみました。

左が構成要素PBだけの画像、左は積算壁だけの画像です。
それぞれの面積をワークシートに拾い出しました。
結果は壁構成要素PBの方が約26㎡ほど多く積算されました。
これは浴室の壁、間仕切り部分(柱、間柱部分)などの影響がこの差になっているのかな、と思います。
積算壁では浴室はUBなので外部面しか配置していませんし、間仕切り部分は柱の部屋側に沿って配置しているのでその部分は隙間が出来ています。いわゆる、より現場感覚でモデリングをしています。ま、この部分を芯ー芯でモデリングするならば、26㎡の誤差はさらに縮まると思います。
実際には、材料のロス等を考慮しなければいけないので、今回の26㎡、PB約16枚分程度の誤差は施工側からすればアドバンテージとしてみておかなければならないのかな、という感じがします。
いずれにしても、この数字が絶対という訳ではなく、あくまでも積算数値として設計者が把握できるという点に大きな意味があります。ここまでモデリングしておけば、いわゆる数値の裏付けとしての確証が持てますよね。
 

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コメント一覧
  1. 杉山 より:

    杉山です。
    BIMではないですが、今から8年ほど前、初めて家1軒丸ごとモデリングした時、石膏ボードをそのジョイントも含めて全てモデリングしたのを思い出しました。
    vectorのバージョンは10でした。当時のライトワークスのレンダリングとvectorの描画速度は非常に非力で、大変な作業になってしまったのを覚えています。
    今では壁ツールを使いますが、本当は壁とか天井とかはその構成要素毎にモデリングして、断面や平面詳細がうまく切り出せると良いのになあって思います。
    モデリングの労力はとんでもないですけれどね。
    BIMって面白いですけれど、生産性があがっているのか常に気にかけないと、ちょっと自己満、な感じになりそうで気をつけてます。
    でも結局リアルに集計するには、やっぱりリアルにモデリングしてこそって部分もあるわけで、なかなか難しいですね。

  2. hirockn より:

    杉山さん
    石膏ボードモデリングの話は想像しただけでもかなりの労力ですね(汗)
    それから断面や平面詳細は、線の色、太さ、面属性、テクスチャ等を壁ツール編集で設定し、メリハリを出来るだけ付けて図面として見やすい、わかりやすいように気を付けるようにしています。
    それからBIMについてですが、自己満足でいいんじゃないでしょうか(^^;どこまでやらなきゃいけないとかの決まりは無いわけで、最終的にはどこで線を引くかは自分が決めることだと思います。またそこから他人のBIMを見たり、指摘されたりとかして更に高めていけばいいんじゃないでしょうか( ̄▽ ̄)
    個人的には、究極に至るにはまだまだ先は長いと感じています(笑)

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