ベクターワークス・ワーキングプレーン
住宅建築の場合、ワーキングプレーンは多くても2~3程度だと思います。
・平面・屋根面・その他・・・等があると思います。
平面に対しては設定する必要ありませんが、屋根面はワーキングプレーンを設定しないといけない場合があります。
まず2Dツールで屋根面に何か描きたい場合、ツールセットのワーキンプレーン設定をクリックし屋根面にマウスを持って行けば面の色が強調され、そこでクリックすれば設定できます。
次に3Dツールですがこれは簡単です。
ベクターワークスには[オート]という機能があり3Dツールを選択すると、どの面にワーキングプレーンを設定するのかを画面上の図形の面の色を自動的に強調することで知らせてくれます。
描きたい面の色が強調されたところで描画を始めるとその面に添って図形が描けます。
で、今回書きたかったのは屋根に太陽光発電パネルを乗せる場合についてです。
ベクターワークスではハイブリットシンボルはレイヤプレーンに平行なワーキングプレーンのみ設定できるようになっています。
なので太陽光発電パネルをハイブリットシンボルとした場合、屋根勾配に添って配置できません。
対処法としてはハイブリットにしない(3Dシンボル)、もしくはパネルに屋根勾配をつけた状態でハイブリットシンボル化する。それか、屋根面にワーキングプレーンを設定しその場所でパネルをモデリングする。などがあると思います。
*ハイブリットシンボルはレイヤプレーンと平行でしか設定できないので屋根に突き刺さったような状態になってます(汗)
個人的には
屋根勾配はおそらくひとつしかないのがが大半だと思うので、パネルに勾配をつけた状態でハイブリットシンボルとする方法がいいような気がします。