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国土交通省におけるBIMの取組
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事務所登録してる方には既に届いていると思いますが、2026年春からBIMデータを活用した建築確認がスタートするとの事です。

要点は

・BIM由来によるPDF図面申請

・BIM由来によるIFCモデル申請(IFC 2.3.0.1 Coordination View 2.0(通称 IFC2×3))

*上2つは同時に出力されたもの。

図面申請は今までBIMとしてVectorworksを使用してきた人は全く問題ないと思います。

2つ目のIFC申請は、多分ですが専用のビューワソフトで申請モデルを3D確認するためだと思います。(そこで属性情報とかも見るのかな?)

VectorworksはIFC取り出しに対応してるので大丈夫だとで思います。ただ、この段階になると極端な「我流な使い方」はNGで、壁は壁ツール、床、天井、庇などはスラブツールでモデリングしていないといけません。(IFCに準拠してるから)それ以外では各室用途(室名など)各階基準線等(その他まだあります)そこで気になるのが木造建具ツール、木造BIMツールです。今春から新2号建築物が始まったので、該当する木軸組構造の場合、木造BIMツールが使えるかどうかは大きな関心どころですね。

上の図からすると、来春はBIM活用の後押しという位置づけで、本格的なBIMデータ審査は2029年からのようですが、このガイドラインから言えることは、もう2次元CADの時代ではないです。BIM由来のIFCデータ申請が当たり前になります。と。

これは10年以上前から「こんな時代になりますよ」と言われ続けて来たことなので、慌てる人はいないとは思いますが。

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