昨日の続きですが
じゃあ、モデリングしたその基礎はどんな図面になってる?
という素朴な疑問。
伏図はコンクリート表現のハッチ掛けてますが
詳細図は切ったそのままです。
BIMでよく使われる表現、いわゆる【モデルから取り出した図】がコレです。
わかりやすいように、セレクションツールで全体を囲んだところです。
文字寸法は書き入れてるので強調表示されてますが
モデルから取り出しただけの図には、表現上の描き足しを一切していないのがわかると思います。
(そのため栗石剛材のハッチが変ですね)
唯一イジってるのは
コンクリート表現をオブジェクト情報パレット(旧データパレット)のビューポートクラスで編集しています。
切ったままだと鉄筋が塗り潰される(コンクリートに埋もれてしまう)ので、その面属性率を下げています。
結果論ですが、3本ハッチも薄く表現され良い感じに図面化されています。
これが図面化ですが
これら作業も慣れるしかないです。
で、慣れるための近道は無くて
ベタにvectorworksを触りまくる事でしか得られない事だと思います。
遠回りしているようで実はそうではない、と言えます。
それから
最初から教えてもらうのと、自分でやるだけやってそれでもわからないから誰かに教えてもらうのとでは
吸収率が全然違います。それと後者は忘れる率はほぼゼロだと言い切れます(笑)
今から始めようとしている人もいると思いますが、焦る必要は全くありません。
落ち着いて自分で考えて作業を進めていけば、気付かない内にコレくらいは出来て当たり前の世界にいますよ、きっと。
もちろん私も発展途上の一人です、一緒に「この先」を期待しながら楽しみましょう(笑)