【ベクターワークス:壁・スラブの構成要素】
壁のモデリングは壁ツールを使っておこないますが、その際に構成要素を設定する事が出来ます。過去記事参照コチラ
今回は、前回記事の時にやっていなかった断熱材表現についてです。
平面図では断熱材の表現はしませんが、断面図、矩計図等では表現しないといけませんよね。
そこで壁構成要素の断熱材をクラス分けします。
平面図ではクラスの表示・非表示を使って断熱材を見せないとします。
次に断面図です。
断面ビューポートで作成した断面図のビューポートクラス表示・非表示で断熱材を見せるように設定します。
(ちなみに床もスラブで描き壁と同じように構成要素を設定しています)(二階天井も同じです)
それから
クラス設定の際にwallー断熱材としています。
というのも、クラスはかなりの数あるので探すのに手間取りそうだし、壁の中の断熱材なのでwallクラスの下層に入れています。
あと気を付けている事は、BIM化以前はいわゆる手描きCADなので、線種を細かく設定して鉛筆を持ち替えるようにして1本1本気が遠くなるような作図をしていましたが、BIM化後は壁やスラブのように線種や模様・ハッチングなど設定できるところは、断熱材以外では外壁仕上げ部分は青色、内壁PB部分は薄茶としてCAD図独特の無機質な図面にならないようにメリハリをつけるように心がけています。