耐力壁が釣り合いよく配置されているかどうかをチェックする方法に「4分割法」があります。
部屋ごとの面積表とは違うので、新たに4分割での面積区分を示させなければなりません。
簡単そうで、実は意外と面倒な作業だと感じている方も多いのではないでしょうか?
しかし、コレもvectorworksのスペースを使えば簡単に作成できます。
=手順を以下に説明します=
①Dレイヤで作成しているスペースをSレイヤへビューポートします
(出来れば耐力壁も表示させたいです)
②ビューポート編集へ入り4分割ラインを入れます。
③ビューポートされたスペースと4分割ラインに沿って新たにスペースを配置していきます。
(4分割スペースには任意で名前を付けます)
④スペースを配置し終えたら最初にビューポートしたスペースを非表示にします。
(耐力壁は表示させたままがいいです)
ここまでの作業でこんな感じになります↓
(要所に寸法線を入れます)
⑤区分ごとの面積表を作成します。
⑥ツール→レポート→レポートを作成→レコードリスト、スペースを選択。
スペース番号、巾、高さ、面積を展開表示項目にしOKをクリック。
⑦検索条件を下記のように設定します。*ビューポート(注釈)にチェックを必ず入れてください!
(とりあえず北側の区分を表示させます)
⑧全ての区分の作業し終えると、区分ごとのワークシートが完成します。↓
二(二階も同様です)
全体でみるとこんな感じです。
手作業に比べると超簡単に且つ正確に完成します。
スペースってこんなにも応用が効くのです。
3次元はやらないけど、という人もスペースは有効活用して下さいね!
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