完全BIM化でペーパーレスなら問題ありませんが、まだまだ図面が必要です。
そんな時、例えば基礎配筋のモデリングを完璧にしても図面化しようとすると「だいなし」と感じている人も多いと思います。
断面ビューポートすると配筋がコンクリートで隠れてしまうケースです。
ハッチングの表現は出来てはいますが、肝心の鉄筋は小口しか表現できていません💧
ココから2つの設定で基礎断面図が完成します。
まず一つ目、ビューポートクラスの編集で、コンクリートをモデリングしているクラスの面属性の不透明度を半分以下にします。
この時、線の不透明度を面の不透明度に合わせるのチェックを外しておきます。
二つ目は、データパレットのプロパティの範囲タブの奥行きの範囲を有限とし、200くらいに設定します。
こうする事により、200より奥のオブジェクトは見えなくなります。
下が完成ビューポートです。
ただ、こうすると2018の売りの一つ、異なるモデリングの構造体を包絡処理することが出来なくなります。
外周部の基礎とスラブとのコンクリートの境のラインが見えてしまいます。
色々とやっては見ましたが、今の時点では無理でした。
コンクリート部位別に強度を変える場合は分けてモデリングしなければいけませんが(属性情報を持たせるため)、強度を変えなければ、あとはコンクリート量を把握できればいいのでモデリングは分けても、後に合成すれば一つの構造体として表現できます。
もっと知恵を絞ればより良い方法を思いつくかもしれません(笑)
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