柱状体とスラブスタイルでモデリングした幅2,000 高さ4,000のスラブの面積を、同じマテリアル同じ関数を使い検証してみた。
例えば、土間のタイル面積を拾う場合、側面と底面は必要ないので上面の面積だけを拾い上げたい。
使った関数は
=MATERIALSURFACEAREA
結果は
- 柱状体の場合は6面全ての表面積17.2m2
- スラブの場合は上面だけの面積8m2
柱状体、スラブ共に6面全ての面にマテリアルのテクスチャが設定されているのに、前者は6面全て、後者は上面(下面)だけの面積集計という結果になった。
この関数は表面積を集計するので、柱状体のような結果になるのが「普通」だと思うのですが、スラブの場合は上面又は下面だけをピックアップしてくれるようです。
因みにこのスラブスタイルはH120の汎用スラブで構成要素は一つだけです。
仕上げ面積を拾い出す場合の関数はたくさんあり、色んなパターンを知っていて損はありませんが、このマテリアルを使えばたくさん使える関数のどれを使うのか悩まなくてよさそうですね。
ちなみに体積も
=MATERIALVOLUME
が、用意されています。(この体積を返す関数スグレモノですよ)笑