高い汎用性
上の画像はボリュームスタディの途中です。
ベランダの柱を1間置きに建てると「気になるのか」「気にならないのか」が気になって仕方なかったので(ややこしいフレーズ(笑))ちょっとやって見たのですが、、
こんな場合もサクっと出来るのが良いですよね。
もちろん壁、屋根、スラブ、などの建築関連のツールは使用していません。
躯体は四角形からそのままプル、屋根もその面から抽出&プル。テーパーも使ってます。
ほぼ3Dツールですね。
軒の出はある程度の信憑性は欲しいので、プルで引き出しながら数値入力しました。
窓は窓ツールがソリッドにも挿入できるので、ここは窓ツールを使った方が断然いいです。
ただし入力はノンスケールの感覚任せ(笑)それでもご覧のようにそこそこは出来ちゃうんです。
よく「直感的に操作できる」というフレーズを見たり聞いたりする事があると思うのですが、まさにこのボリュームスタディがそれですね。
とりあえず今回は単純な形ですが、複雑になったとしても簡単に対応できると思います。その最たるツールが(直感的に操作できる)サブディビジョンサーフェスですね。(全然使いこなせていませんが)
Vectorworksの潜在能力を引き出すデザイナー
私は「100人のユーザーがいれば100通りの使い方がある」と言っていますが、それだとVectorworks初学者の方々には全然親切じゃない、と悟りました(大袈裟?)笑
ある程度、基礎部分を学んだ上で「どうしたいのか」「どのような形にしたいのか」をご自分で考えて操作して下さい。数多くの失敗も経験しますが、自分で考えようとする事が力強いベースを築きます。自分では気がつかないうちに徐々にもの凄い力になります。
販促用の軽いキャッチに成り下がっている感が強い「想いを形に」がリアルに実行できます。
(A&Aさん、悪意があって言っているのではありません。m(_ _)m)
そういう自由自在に、意のままに操れるザイナー、独創性の高いVectorworksユーザーがたくさん出現する事を楽しみにしています。(特に若い世代)
それらデザイナーがVectorworksの潜在能力を可能な限り引き出してくれるし、もしかするとVectorworksもそれを待ち望んでいるのかもしれませんね。