シックハウス対応換気計画のデータベースワークシートです。
ベクターワークスのスペース機能はただラベルを表示させるものではありません。
面積表や仕上げ表は当然ですが、上図のようなワークシートも簡単に取り出せます。
何も難しい事は一切やっていません。
やってる事はスペース機能を使って、そのスペースに換気計画の情報を持たせてあげてるだけです。
BIMのinfomationの部分ですね。
では、いかに簡単なのかを今からお見せします。
上は検索条件です。
スペース内で利用していない居住者名を利用して、換気経路にあたるスペースに換気経路の情報を与えています。
これで関連する部屋がピックアップされます。
占有気積はvolume、必要換気量は0.5回/hなので=E3/2.
それから給気口、有効換気風量はスペースの追加情報を利用しています。
スペースの詳細設定最下段に10ほどユーザーが設定出来る追加情報があります。↓
その詳細設定の2つ上に追加データが設定する所があるのですが、そこで設定しています↓
換気種別はフィールド名換気扇タイプを選択し値に第3種と入力します
*注意したいのは、ココで変更しても、レポートを作成で展開表示可能項目から選ぶ際、変更が反映されないので追加情報に何を与えたのか覚えておく必要があります。
それから、最初の換気経路もココで良かったのですが、応用という事であえて居住者名の部分を利用しています。
ワークシートは、
データベース部分は書き替え出来ませんが、番号、室名等の部分は書き換え可能なのでこういった応用が効きます。
そして最後にワークシート最下段の判定部は、数式を手入力して完成です。
毎度のことながら、文章にすると長く難しそうに感じてしまいがちですが
データベース面積表作成が出来れば、この作業は簡単にできるはずです。
面積表作成はこのブログでは何度も上げているので、それらを参考にして下さい。
ブログ内検索すればヒットすると思います。
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