もはや線を引く時代ではないです。
これから加速度的に3D設計へとシフトしていくことは間違いないです。
VectorworksはArchitectという建築設計に最適なシリーズがあります。
しかしながら、これを使えば「楽々モデリング」なんて売り文句は言いません。
これだけの高機能ソフトです。
使いこなすにはそれなりの努力が必要です。
慣れが必要です。
当たり前です。
そもそも楽しようなんて考えてるから不満が出るのです。
(私がそうだったので)
断面ビューポートを初めて使った時の事を、今でも鮮明に覚えています。
「こんな機能使えねぇ!」とA&Aさんに言ったことがあります。
出てきた断面図はとても図面として使えたものではなかったのです。
しかし
使えねぇ!
のはVectorworksではなく
テメぇだよ!!
と、その時言われていたのが後になってわかってきました(笑)
あ、A&Aさんから言われたのではないですよ、Vectorworksくんからのメッセージとしてです。
(誤解しないでね)
自分に技術が無い事をVectorworksのせいにしていたのです。
とんでも野郎ですね(爆)
今となってはいい思い出です。
話がそれましたが
Vectorworksで2次元建築設計をされている方、またこれからVectorworksで建築設計を始める方
BIMは最初からうまくはいきません、てか、最初からうまく操作できるなんてあり得ないです。
何度も失敗はあります。
そこで諦めるようなら・・・
大手の鹿島さん、DaiwaハウスさんのBIM事例を聴いた時、こんなことを言っていました。
「10年後この業界に居たいのならBIMは避けられません」と。
(本当はもっとキツい言葉でしたが)
ダーウィンの進化論のフレーズで
「強いものが生き残るのではない、変化できるものが生き残れる」
(こんなニュアンスだったと思います)
に当てはまると思います。
手描きによる設計図、設計図書を「芸術・アート」として捉える傾向があります。
否定はしません、素晴らしいと思いますし憧れもありました。
ただそれはPC、WSが普及していない手描きの時代です。
それを追求することもいいとは思いますが、
3Dどころかコスト管理、時間管理、ファシリティーマネージメントまでこなす5D、7Dのこの現代では
時代錯誤は否めません。
今からこの業界で活躍しようとしている人
Vectorworksで建築設計を志す人
線を引いている場合ではないです。