みなさん
シートレイヤは活用していますか?
今更何言ってんだ?
って声が聞こえてきそうですが、シートレイヤ使っていない人って意外と多いんです。
トレースなど2次元をメインにしているライトユーザーさんに多いです。
Vectorworksを操作するのにいわゆる「決まり」はありません。
自分が使いやすいように、自分の仕事に則した使い方であればなんら問題はありません。
しかし、そーは言ってもシートレイヤを使う使わないでは作業効率がかなり違ってきます。
シートレイヤってそもそも何?ってところからですが
簡単に言えば「出力用紙」とイメージしてもらえればいいのかと。
例えば必要な図面が10枚あると仮定します。
デザインレイヤをそのままプリントアウトする場合、その都度クラスやレイヤの表示非表示を切り替えなければいけません。
そして変更が生じた場合、またレイヤ・クラスを設定し直さなければなりません。
縮尺を変えたい時もあるでしょう?
考えただけでもややこしいです。
それをシートレイヤを使うと視界がグっと開けてきます。
デザインレイヤは全ての情報を描き込みます。
プリントアウトする時は「ビューポート」機能を使ってシートレイヤへ運びます。
ここからビューポートデータパレットのクラス、レイヤで表示非表示を切り替え、縮尺の切り替え、クロップ設定で見せたい部分だけを表す、レンダリングも図面の種類によって使い分ける・・・等さまざまな表現が可能です。
10枚の図面はシートレイヤ10枚に格納されていますので、変更があった場合はデザインレイヤを修正するだけでシートレイヤは変更に追従してくれます。プリントアウト時に必要なレイアウトに変更する必要はありません。
シートレイヤを使っていないという人は一度お試しあれ。