以前、積算壁の話をしたと思いますが、今回はその積算壁面積と壁構成要素のPB面積の比較検証してみました。
左が構成要素PBだけの画像、左は積算壁だけの画像です。
それぞれの面積をワークシートに拾い出しました。
結果は壁構成要素PBの方が約26㎡ほど多く積算されました。
これは浴室の壁、間仕切り部分(柱、間柱部分)などの影響がこの差になっているのかな、と思います。
積算壁では浴室はUBなので外部面しか配置していませんし、間仕切り部分は柱の部屋側に沿って配置しているのでその部分は隙間が出来ています。いわゆる、より現場感覚でモデリングをしています。ま、この部分を芯ー芯でモデリングするならば、26㎡の誤差はさらに縮まると思います。
実際には、材料のロス等を考慮しなければいけないので、今回の26㎡、PB約16枚分程度の誤差は施工側からすればアドバンテージとしてみておかなければならないのかな、という感じがします。
いずれにしても、この数字が絶対という訳ではなく、あくまでも積算数値として設計者が把握できるという点に大きな意味があります。ここまでモデリングしておけば、いわゆる数値の裏付けとしての確証が持てますよね。
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